パッチワーク
パッチワークの作り方

パッチワーク キルト

今となっては恥ずかしい話ですが、私はパッチワーク・キルト
はアメリカン・キルトの事だとばかり思っていた。
でもキルトの種類を知ったことで私の中のキルトの世界が大きく
変わり、そして広がりました。

表と裏になる布に間に芯を挟み3枚を縫い合わせたもの全てが
“キルト”です。
既製品で売られているキルティングという種類の布ならから想像
できますよね。

世界中にあるキルトは時代、技法、によって様々な種類に分け
られます。
最古と言われるパッチワーク・キルトは祭壇の敷物だったそうです。
そして最も古いキルトはシベリアで発見されたものです。

私は知らなかったのですが、日本の刺し子もキルトの種類と
聞いて驚きました。
世界各地に様々な形でキルトが存在しています。
そのキルトの中の一つがパッチワーク・キルトだったんですよね。

又パッチワークのパターンの種類は基本的なものからアレンジ
されて生まれたものまで数千以上もあるそうです。
パッチワークの経験が無ければ、こういった事を知るとなおさら
難しく感じてしまう方も多いと思いますが、布選びからパターン
まで全て自分で考えなくちゃいけない!!なんて決まりは無いんですよ♪

全部が揃ったキットが売られていますので、最初は簡単なもの
から キット を使ってチャレンジしてみるといいと思います。
最近は種類も増えて自分の好みの物が必ずあると思いますので
1度みてみる事をおすすめします。


念願のミシンキルトのDVDを手にすることが出来ました♪
前からずっと欲しかったので早く見たかったんですが、
手元にはあるものの時間が取れずなかなか見ることが
出来ませんでした。

海外のものなので全てが英語…
英語力が無い為、少しずつ時間を取って見ても何が何だか
分からない…
目を離した隙に全然違う事をやっている…

これでは何も進まないので1日たっぷりと時間をとって
ジックリ見ました。
もの凄く参考になりました。

早速今日から取り組もう!!
と気合を入れてパソコンカバーに挑戦です。

家族はそれぞれ忙しく家に居なかったのでミシンも道具も
出しっぱなしで思う存分出来ました。
主婦が時間を忘れて趣味に没頭できるって幸せですね。
次は何を作るか考えてます♪

でも海外もののDVDは、お勧めできませんね。
やっぱり日本語のパッチワークDVD がいいです(笑)


パッチワークの中でも私はアメリカン・キルトが好きで作って
います。

キルトはイギリスから、最初の入植者がアメリカへ渡る際に
持って行った芸術と言えるでしょう。
アメリカに渡った事により、アメリカン・キルトと名付けられ
今までの歴史が出来ました。

1620年の秋に清教徒約100人を乗せたメイフラワー号が航海を
経てマサチューセッツのプリモスに到着した。
何も無い土地での病気は治療もできず、飢えや寒さも加わり
何人もの人が亡くなったそうです。
そんな悲しい出来事が多かったにも関わらず、当時の入植者は
生活を確立させる為に一生懸命に働きました。

この生活の中からパッチワークが生まれたのです。
自分たちで家を建て、生活に必要な衣類・雑貨・家具は全て
ハンドメイドで作り暮らしていたそうです。
古くなった衣類はつなぎ合わせてキルトを作り、隙間風を防ぐ
為にタペストリーとして壁に掛けたそうです。
保温の為に作られていた物なのでデザイン性は全く無いもので
した。
後にベット掛けなども作られていくき、ステッチを施すように
なった事で生活に優しい灯りがついたそうです。

初めは、ただ好きで作っていたけどアメリカン・キルトの歩み
を知ってなおさら好きになり、自分の作品がもっともっと心の
こもったものになって来たように思います。


パッチワークは元々着用しまくなった衣類や余った布を身近に
使えるものにリサイクルする事から始まりました。
作り易さもあるのか、初めての作品はバックやポーチなどの
すぐに使える物を作る方が多いようです。
慣れてくるとタペストリーなどをミシンキルトで作ったり、全
てを手縫いで仕上げたりと自分の好みや得意分野を熟知してい
くようです。

私もパッチワークの日々を送っています。
よく作るのはタペストリーです。
仕上がりまで時間はかかるけど、自分を作品に出せるという事
もあって手縫いだけで作っています。
実際に展示会に足を運んでみるとミシンキルトよりも手縫いで
キルティングした作品の方が素晴らしい!!と思います。
最近では生地を全く別な物にする為に違う色に染めたり、レースや
ビーズで飾りを施したりしと細かい部分にも凝った作品も
あります。

私は打ち掛けキルトで有名な服部早苗先生の作品が大好きで
1度でいいから自分の目で直接作品を見てみたい!!
と思っていました。
いつも雑誌などの写真でしか見たことがなくって…

こないだついに服部早苗先生の展示会に行くことが出来ました♪

“素敵!!”本当に“素敵♪”の一言です。
私も作っているタペストリーは感激しました。